12巻115話『蝗害』表紙は、杉元・白石が映画『フェイズIV 戦慄!昆虫パニック』の、題字部分がヒッチコック映画『鳥』のオマージュになっています。
題字のオマージュ元はこちら。
残念ながら、アシリパのポーズ元は見つけられませんでした。
これもまた別の何かのオマージュと思われますので、ご存知の方はぜひお知らせ下さい!
【参照画像データ】
- 『フェイズⅣ』
倒れてる人:日本版DVDジャケット
手だけ:映画ポスター(たぶんアメリカ版)
人の顔:映画ポスター(ドイツ版) - 『鳥』
アメリカのケーブルテレビ会社COMCASTが、設立当初(1963年で『鳥』公開時期と一緒)宣伝のために行った無料上映会用のポスター。
【作品データ】
『フェイズIV 戦慄!昆虫パニック』(フェイズフォーせんりつこんちゅうパニック)(原題:Phase IV)は1974年のアメリカ合衆国のSF映画。
ヒッチコック作品をはじめ数多くの名作のタイトル・デザインを手掛けたグラフィックデザイナー:ソール・バス(Saul Bass, 1920年5月8日 - 1996年4月25日)が監督した唯一の長編映画。
日本では劇場未公開だが、TV放映されたため知名度は低くない。
ビデオとDVDが発売されている。
M・サイモンのハードなシナリオを基に、蟻と人間の壮大な戦いを圧倒的な映像の威力で見せ、架空ドキュメンタリー『大自然の闘争/驚異の昆虫世界』でもその手腕を発揮したケン・ミドルハムの蟻の接写シーンもミクロなスペクタクルを提供している。
(情報出典:フェイズIV 戦慄!昆虫パニック - Wikipedia / allcinema )
※どちらかというとドキュメンタリータッチの真面目SF系で、決して生物パニック映画ではないそうです。
『鳥』(とり)(原題:The Birds)は、生物パニックもののサスペンス映画(アメリカ合衆国、1963年公開)。監督はアルフレッド・ヒッチコック。
原作は、ダフニ・デュ・モーリエによる同タイトルの短編小説。
1970年代に量産された動物パニック映画の原点でもある。
(情報出典:鳥 (映画) - Wikipedia )
【余談】
もともとソール・バスを絵本作家として知っていた私は、今回の調査で、映画撮ってたんだ!?と驚きました。
(そちらの意味で有名な映画でもあるようです。)
そしてソール・バスこそが、
映画のタイトルバックを「映画の導入部分として魅せる!」ものにした立役者
だったんですね。知らなかった。
それまで映画のタイトルクレジットはただの文字のみで面白みが無く、映画館では幕を閉めたまんま映写を始めていたんだそうで。(映画本編が始まるときに幕を開ける。)
今じゃ考えられない話ですね~。
(情報出典:ソール・バス:グラフィック・デザインに革命を起こした男 - 99designs )
スペシャルサンクス!
コミックメディア 様
【ゴールデンカムイ】元ネタはパロディが満載?!オマージュ疑惑のシーンを一挙解説! | コミックメディア
画像作成と収集:相方
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