7巻65話から69話に登場する、親分こと若山輝一郎のビジュアルモデルは、座頭市(俳優:勝新太郎)と見られます。
特に、この長ドスの構え。
この構えは、
「通常の持ち方では盲人である市には刀の届く間合いが正確に分からない。
逆手で持てば、腕の振れる範囲がそのまま斬れる間合いになる」
との理由で勝新太郎が考案したそうです。
実戦的な観点では――
本来は小太刀や十手など短い武器で使う持ち方で、刀の長さを活かせない。
メリット
・接近戦では小回りが効く
・腕の後ろに刀身を隠せるので意表を突ける
・後ろにいる敵や倒れた相手に刺しやすい
デメリット
・リーチが短くなる
・斬撃が弱くなる
・敵の懐に入り込まないと斬れない
・テコの原理で手首を痛めやすい
・抜刀しにくい
――となるそうです。
(情報出典:座頭市は刀を片手で逆手(刃が肘側)?で - Yahoo!知恵袋 )
【作品情報】
『座頭市』(ざとういち)は、兇状持ちで盲目の侠客である座頭の市が、諸国を旅しながら驚異的な抜刀術で悪人と対峙する、アクション時代劇。
1962年に勝新太郎主演で大映によって映画化されて以来、26作品というシリーズが公開されている。
1974年には、同じく勝主演でテレビドラマ・シリーズが勝プロダクションによって製作された。
日本のみならず海外においても、オマージュ作品・後継作品が多く作られている。
現在広く知られる座頭市の人物像は、大部分が勝新太郎主演で物語が製作された時に創られたもの。
また、原作の長ドスを仕込み杖としたのも、勝のアイデアである。
(情報出典:座頭市 - Wikipedia )
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画像作成:相方
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