10巻100話『大雪山』にて、故障した飛行船のエンジンを直そうとしてサル化する杉元・白石そしてアシリパのシーンは、映画『ズーランダー』のオマージュになっていると思われます。
『ズーランダー』では、
PC内の情報を手に入れようとするおバカ二人……
そもそもコンピューターとは何かを知らない。
PC相手に奮闘しているうちに「ア゛ァッ!」「ホゥホゥッ」少しずつリアルなサル声が出はじめ、手やキーボードでPC本体をべしべしゴンゴン。
「キァッ」「ア゛ーッア゛ーッ!」「ホゥホホゥホーウッ!!」
ゆっくりとフェイドインしてくるBGMは、リヒャルト・シュトラウス作曲の交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》第1部「導入部」…………どう見てもこのシーン、映画『2001年宇宙の旅』冒頭のオマージュ(そういえばこの映画は2001年アメリカ公開!)
――て、あれ?
『2001年宇宙の旅』では、モノリスによって知恵を与えられた猿人が道具を使うことを覚え……ってシチュエーションだったんじゃ?
道具が進化したその最高峰たるコンピューター相手に素手で……って、逆なんじゃあ?!
(追加)
31巻311話のこのシーンも・・・ですよね。
【作品情報】
『ズーランダー』(原題: Zoolander)は2001年製作のアメリカ映画。
ファッションモデル界を舞台にした社会風刺盛り盛りのおバカ脱力コメディで、公開時のコピーが「3% BODY FAT,1% BRAIN ACTIVITY(体脂肪率3%、知能稼働率1%)」。
多くの俳優・有名人が実名でカメオ出演している(デヴィッド・ボウイ(本人役)、ドナルド・トランプ(初めての大統領選に落ちたばかり)など)。
(情報出典:ズーランダー - Wikipedia )
案外(!?)真面目な映画なので、お近くの図書館で借りられるかもしれません。(うちの近くの図書館にはありました(びっくり))
スペシャルサンクス!
下調べと画像制作:相方
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