6巻53話『不敗の牛山』にて家永がアシリパの目玉を舐めるシーンと、16巻156話『不死身の杉元ハラキリショー』の扉絵(本誌掲載時)が、青年漫画『少女椿』のオマージュだと言われています。(微妙なトコなんですが・・・)
まずは、目玉舐め――
実際のところ、「目玉を舐める」というシチュエーション自体は結構あり、映画では「鈴木清順の『ツィゴイネルワイゼン』からのオマージュだと思ってました」という声も。
ただ・・・
『少女椿』に関しては、実際に『不死身の杉元ハラキリショー』の扉絵について、本誌掲載時にひと騒動ありまして。
その結果、単行本にて杉元に以下のような変更が行われました。
(ドクロの部分は純粋な加筆で関係ありません。)
問題の焦点は――
顔に包帯を巻いた杉元…これが『少女椿』のとある人物のオマージュになっているとしか見えない。しかし、「幼い少女に恋慕し強姦に及ぶ」その人物を杉元と重ねて良いのだろうか?
――というものでした。
野田サトル先生からの直接的なコメントは見当たりませんでしたが、単行本収録時の変更は、『少女椿』のオマージュだった事を肯定していると見てよいのではないかと思います。
ちなみにこの表紙、
日章旗についても騒がれたようですが、そこは変更無しということで決着がついております。
参考までに:ゴールデンカムイに旭日旗が出たらしく、案の定…。 - Togetter
【作品情報】
『少女椿』(しょうじょつばき)は、丸尾末広による日本の漫画作品。
浪花清雲作の街頭紙芝居『少女椿』に脚色を加えたものであり、「貧しい家の少女が両親と生き別れ苦難を経て幸せを得る」という、戦後昭和の時代に流行した母子不幸ものによくある筋書きを根底とし、「生き別れた母親と失踪した父親と再会し両親そろって幸せに暮らす」という幸せな結末を迎える紙芝居版に対し、漫画版では作者ならではのエログロ・怪奇性を押し出した作風で終始暗い雰囲気が漂い、結末も後味の悪いものになっている。
(情報出典:少女椿 - Wikipedia)
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(以上Twitterより)
下調べ&画像作成:相方
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