15巻145話『ミスター制御不能』にて、暴走して相手かまわず殴りたおす杉元の「俺俺ラッシュ」は、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のオマージュになっています。
「オラオララッシュ」は、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクター:空条承太郎が自分のスタンド:スタープラチナで繰り出す連続パンチ攻撃です。
(情報出典:オラオラ 【ピクシブ百科事典】 )
公式ファンブックの野田サトル先生インタビューによると・・・
『ゴールデンカムイ』でジョジョのパロディってやってるつもりは全然ないんですが、たまに友人から指摘されます。僕がジョジョの一部とかを読んだのは30年前くらいです。当時は夢中で読んだので記憶の片隅にあったのかもしれないです。スチェンカのときくらいですね。読者にわかるようなパロディをしたのは。「俺俺俺!」の回転しながら殴るやつ。でもあれの原典は『北斗の拳』ですから。ジョジョのオリジナルの描写ではないですよ。
というわけで、ジョジョと北斗の拳の比較画像を用意してみました。
(左がスタープラチナの「オラオララッシュ」、右がケンシロウの北斗百裂拳)
ちなみに野田先生、『スピナマラダ!』でもやってます。
あの杉元の「俺俺ラッシュ」シーンは、ジョジョオマージュ+セルフオマージュという合わせ技になっていたのでした。
【作品情報】
『ジョジョの奇妙な冒険』(ジョジョのきみょうなぼうけん、英語: JOJO'S BIZARRE ADVENTURE)は、荒木飛呂彦による日本の漫画作品。略称は「ジョジョ」。
作品全体のテーマは「人間讃歌」。仲間たちとの絆、強敵との死闘、など少年漫画の基本を押さえながらも、個性的な表現方法とホラーサスペンス的な不気味さで独自の世界観を築き上げており、その作風は「王道を行きながら実験的」と評されている。少年誌にして「大人向け」といえる作風であり、荒木自身も「子ども向けに描いてはいない」と発言している。
(情報出典:ジョジョの奇妙な冒険 - Wikipedia)
『北斗の拳』(ほくとのけん)は、武論尊(原作)、原哲夫(作画)による日本の漫画作品。
世界的な核戦争によって文明と人々の秩序が失われ、争いが繰り返されるという最終戦争後の199X年(20世紀末)が舞台。暴力が支配する弱肉強食の世界に現れた、伝説の暗殺拳"北斗神拳"の伝承者・ケンシロウの生きざまを描くハードボイルドアクション。
1980年代の『週刊少年ジャンプ』を代表する作品の一つであり、漫画家・原哲夫と漫画原作者・武論尊の最大のヒット作にして代表作である。
(情報出典:北斗の拳 - Wikipedia)
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下調べ&画像作成:相方
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