15巻143話『スチェンカ』にて、試合前に谷垣が語る「時は来た それだけだ!!」というセリフは、プロレスネタが元になっています。
これは、1990年2月10日、プロレスラーの故・橋本真也が蝶野正洋とタッグを組んで、アントニオ猪木&坂口征二組と対戦する前のインタビューで口走った、あまりにも有名な迷言。
事前の打ち合わせ通り、タッグパートナーの蝶野が激しい口調で「潰すよ今日は!オラ!よく見とけよ!オラ!」と荒々しくやったのに……
橋本は「時は来た!」と芝居がかった口調(時代劇からの引用(実は時代劇ファン))で大真面目に言い切り……
あれ?それで終わり? みたいな沈黙に……
気付いた橋本いそいでボソッと「それだけだ」……
思わず吹き出しそうになった蝶野、あわてて顔を手で押さえごまかすその決定的瞬間をテレビカメラが捉え……
いろいろと台無しに!
一見すると簡潔にして力強い、覚悟や緊張感が表れた名台詞のようでいて、前後関係からお笑いネタ扱いになっています。
詳しくはこちらをどうぞ。
実はこの時の服装についても――
蝶野選手がアメリカ遠征で着ていた白い羽織袴で出ると言ったら、「じゃあ俺も蝶ちゃんに合わせるよ」と着てきたのがお遍路スタイル。それ死に装束じゃねえかおかしくないか?!とびっくりの蝶野選手に橋本選手「もうこれしか持ってきてねえよ!」
……と、すでに笑える前振りがあった様子です。
(情報出典:【蝶野正洋】「時は来た!それだけだ」裏話:YouTube )
ちなみにアニメでは、25話内(と、3期番宣CM内)で該当シーンが見られます。
その間合い、元ネタそのものになっています。
このシーン全体――他3人のセリフや、黒をバックに語る演出にも元ネタがありそうな感じなのですが、今のところ見つかっていません。
心当たりのある方、お知らせ願います!
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下調べ&画像作成:相方
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