『ゴールデンカムイ』だョ!元ネタ集合!!

漫画『ゴールデンカムイ』で見られるオマージュ(原典へ敬意を払った模倣)・パロディ(ユーモアや皮肉を含む模倣や改作)・その他ありったけ元ネタをかき集める試み。ひとりでは無理でも、みんなの力を合わせれば!

白石も逃げるクリオネの味【豆知識】

22巻215話「流氷の天使」にて白石が食べようとしたクリオネ
それを食べた人がいる!
今回はそのレポートから、クリオネの味に迫ってみようと思います。

これが、本物のクリオネ

手との比較で見ると、本当に小さいですね。
では、そのお味は・・・?

1匹をつまみ上げ、そのまま口へ運び、噛み締めてみると……

うわなんだこれシンナー臭い!!! 塗装中の建物の中に入ったときの、あの頭がくらくらする不快臭が口中に溢れます。どうも内臓になにかシンナー臭さを醸し出す成分を保持しているようです。こんなに小さいのに、びっくりするほど強いにおいです。

そしてその臭さと合わせて、メタクソに強烈な苦みが口中を襲います。これは……キツイ。食べたことを全力で後悔します。

それでもクリオネちゃんの命を無駄にするものかと、何とか味わいや食感を感じ取ってみようと試みました。
おそらく身自体にはほとんど臭みがなく、ジャキジャキした植物食材的な歯切れの良さと、生の貝柱のような動物質の繊維感が楽しめます。例えるなら先般より流行りのチアシードスイートバジルシードを大きくして、歯ごたえを楽しめるようにしたカンジでしょうか。

まあ、そんなポジティブ要素も、このシンナー臭さと苦みの前には全く台無しですが……

「流氷の天使」クリオネを食べてみたらすっげぇ後悔した話 - 茸本朗

肉食のクリオネ、捕食変身バッカルコーン

吐き出した様子から見るに、白石はかじっていないようですが――かじらなくて正解だったと思われます。
「臭い!」というのは、海中から採ったばかりのプランクトン系は皆そんな感じだからではないでしょうか。

というわけで、
なんとなく気になっていたクリオネの本当のお味。でした。

 

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【元ネタ?】高級そうな椅子に座るアシリパ

7巻64話「悪魔の森のオソマ」の扉絵には、映画『ラストエンペラー』のオマージュがあると思われます。

アシパの座ってる感がそっくり。

横に立つ人物がいるシーンも探したのですが、見つかりませんでした。

座っている人物なら・・・?

手の置き方的には、こちらもオマージュ元??

映画『ゴッドファーザー PART II』より。
(隣に立つ人のシーンはやはり見つけられませんでした。)

 

【詳細情報】

ラストエンペラー』(英: The Last Emperor、中: 末代皇帝、伊: L'ultimo imperatore)は、1987年公開のイタリア・中華人民共和国・イギリス・フランス・アメリカ合衆国の合作による、清朝最後の皇帝で後に満洲国皇帝となった愛新覚羅溥儀の生涯を描いた歴史映画。

溥儀の自伝『わが半生』を原作に、ベルナルド・ベルトルッチが監督、脚本を兼任。メインキャストである溥儀の青年時以降の役は、香港生まれの中国系アメリカ人俳優のジョン・ローンが演じた。
ラストエンペラー - Wikipedia

ゴッドファーザー PART II』(ゴッドファーザー パート ツー、原題: The Godfather Part II )は、1974年に公開されたアメリカ映画。監督はフランシス・フォード・コッポラ。1972年に公開された『ゴッドファーザー』の続編であり、三部作「ゴッドファーザー・シリーズ」の第2弾。

家族の愛と絆、義理と人情、忠誠と裏切り、金と権力などが交錯するなかで揺れ動く人生の機微や人間模様をイタリア系移民の裏社会を通して描き出した、一大叙事詩の第2章である。
ゴッドファーザー PART II - Wikipedia

 

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【元ネタ】宇佐美のハンマー攻撃

12巻118話「尻拭い」と23巻表紙にて見られる「宇佐美とハンマー」は、映画『北国の帝王』のオマージュと考えられます。

ハンマーもそっくり。

無賃乗車する者たちをハンマーで攻撃する車掌が、『北国の帝王』には出てくるそうで。
(情報出典:映画感想「北国の帝王」 | 大TOKYOしみじみ散歩日記

容赦ない車掌シャック

ハンマーで無賃乗車おっさんの頭をどついて、汽車からたたき落とす。(情報出典:北国の帝王 - とつぜんブログ
シャックのそんな暴力シーンから、宇佐美の暴れハンマーは生まれたのでしょうか。

マイナーな映画らしいので、観た方はぜひ、上のシーンに似た場面があったかどうかお知らせ下さい!

 

【詳細情報】

北国の帝王』(きたぐにのていおう、Emperor of the North Pole)は、1973年のアメリカ合衆国の映画。
1930年代大不況下のアメリカを舞台に、職を求めて鉄道の無賃乗車で放浪を続ける浮浪者(ホーボー)と無賃乗車犯を追い払う車掌との、純粋すぎる信念と信念の熱い対決を描く。
当初サム・ペキンパー監督によって企画されたが、ロバート・アルドリッチ監督の下で完成された。
北国の帝王 - Wikipedia

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