10巻94話『機能美』にて、モルヒネを二階堂から取り上げた鶴見が出す「ダメ」サインは、マイケルジャクソンが愛猿バブルスへ出したジェスチャーが元ネタになっています。
(出典:1987 Michael and Bubbles MOONWALK - YouTube )
バブルス(Bubbles)は、長年にわたり歌手のマイケル・ジャクソンと一緒に生活した、「バブルス君」の愛称で知られるチンパンジーです。
1987年マイケル・ジャクソンのバッド・ワールド・ツアーで一緒に来日した際には、大阪市役所を表敬訪問。
その市長室でお茶を飲むシーンがTV放映され、このジェスチャーも広く知られるようになったようです。
(情報出典:バブルス - Wikipedia )
ところで、日本人には「ペケ」にしか見えないこのジェスチャー、
実は「ダメ」という意味ではありません。
ASL(American Sign Language)で「Sit(座る)」を意味する動作です。
正しくは、「左手で椅子を、右手で座る形に曲げた足を表現」するのだそうです。
聴覚障害者の手話としてだけではなく、
乳幼児に対するボディランゲージとしても使われるそうで、
マイケルはバブルスに「おすわり」とサインを出していたんですね。
実際「Sit」のサインを検索してみると、
マイケルのようにまっすぐの指を交差させる「ペケ」タイプも散見できました。
ぱっと出すサインですから、細部が雑になるのも仕方ありませんか。
ちなみに、元情報については野田サトル先生御自身がツイートを。
https://twitter.com/satorunoda/status/786516211093737474
スペシャルサンクス!
下調べと画像作成:相方
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