【元ネタ】鶴見中尉のズパアァアア登場シーン
11巻105話『夏の虫』にて、ズズズズズと暖簾を分けてズパアァアアアと現れる鶴見中尉は、映画『レオン』のオマージュになっています。
この男ノーマン・スタンスフィールドは、
麻薬取締局の刑事であると同時に麻薬取引を裏で牛耳り、
自らもドラッグ中毒で麻薬の錠剤を噛みつぶしてスリルに酔いしれ、
ベートーヴェンを聴きながらショットガンを撃ちまくって何人殺しても平気な顔、
そんな極悪麻薬捜査官。
とにかく言動が濃すぎるぐらい濃い、狂気も凶器もキレッキレなキャラです。
『レオン』からは他にも、
10巻106話『弾より速く』にて、
配膳用の昇降機を使ってお銀(と夏太郎)が逃げるモチーフが、
映画終盤のアパートが襲撃された時、
レオンが換気扇の壁をぶち抜いて通風口からマチルダを逃がすシーン
(細身のマチルダは逃げられるが、レオンには降りられない狭さだった)
のオマージュになっていると思われます。
(少女は泣き、大人の女は微笑む――想いは同じ。)
【作品データ】
『レオン』(仏: Léon、英: Léon: The Professional)は、1994年のフランス・アメリカ合衆国のアクション映画。
監督はリュック・ベッソン、出演はジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマンなど。
ニューヨークを舞台に、孤独な殺し屋と麻薬密売組織に家族を殺された少女の交流と復讐の戦いを描いている。
日本公開時のコピーは「凶暴な純愛」。
(情報出典:レオン (映画) - Wikipedia )
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画像作成:相方
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