鶴見
17巻165話「旗手」にて、尾形の目に映る振り返る花沢勇作とアシリパは同じ構図で描かれています。 このシーン、つないでみて分かったんですが、コマ外の硝煙が・・・つながっている。打った直後の銃口から、目覚めたあとの尾形の頭の辺りへ。 この演出…
20巻199話『坂の上のロシア領事館』にて、三輪バイクで突っ走る鯉登父と鶴見のシーンには、アニメ『魔女の宅急便』のオマージュが見られます。 アニメのあのシーンの疾走感をイメージしながら、このシーンは描かれたのでしょうか。 ちなみに、爆走する…
5巻単行本のカラー扉絵は、海外TVドラマ『デクスター』のポスターがアイディア元かと思われます。 これらのポスターは、純粋なファンメイド作品としてMattson Creative社が作成し、のちに公式認定されたものだそうです。 (情報出典:Mattson Creative Dext…
海まで来ると必ず浜辺でジャンプ!する皆の姿は、ネットミームの海辺写真が元になっています。 4巻38話『フンペ』より 12巻114話『エチンケ』より (こちらは相方が選びました(笑)。出典:沖縄の海で力士がジャンプ! - Togetter) こっち向いてジ…
13巻表紙で機関銃を撃ちまくる鶴見のポーズは、映画『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』のオマージュと思われます。 この女性の名はイリーナ・スパルコ。ソ連軍の大佐にして、KGBのエージェント。レイピアを用いた剣術の達人である他、「…
27巻265話『鍵穴』表紙と、同巻267話『断絶』表紙 全く同じ構図の使用によって浮き彫りになる2つの家族のありようの違い―― ここの「長谷川幸一」の表情は、後のこの表情(下記事参照)を知ったあとで見ると、切ない気持ちになりますね・・・ chitat…
3巻19話『駆ける』にて、落馬した鶴見が逃げていく杉元を見逃してやるシーンは、映画『イングロリアス・バスターズ』のオマージュになっています。 これは映画冒頭のシーンで―― 1941年、第二次世界大戦中のドイツ軍占領下のフランスの田園地帯。「ユダヤ…
11巻104~107話までの登場となる「稲妻強盗」こと坂本慶一郎と蝮のお銀ですが、映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のオマージュを散見できます。 (下図の通り、雑誌掲載時のキャッチフレーズにもなっています。) 坂本慶一郎の髪型はここから来…
11巻105話『夏の虫』にて、ズズズズズと暖簾を分けてズパアァアアアと現れる鶴見中尉は、映画『レオン』のオマージュになっています。 この男ノーマン・スタンスフィールドは、麻薬取締局の刑事であると同時に麻薬取引を裏で牛耳り、自らもドラッグ中毒…
11巻107話『眠り』にて、蝮のお銀(の首)に噛みつかれた鶴見中尉の驚愕ぶりは、実際のマムシの生態に基づいている様子です。 調べてみると、次のような記事が見つかりまして。 【衝撃映像】体がなくても生きている!? 胴から切り離されて “頭だけになっ…
『ゴールデンカムイ』の前作に当たる『スピナマラダ!』。あちこちシンクロしているその様子を、今回はお届けしようと思います。 まずは、二瓶鉄造と二瓶監督。 前の連載が終わってネタを考えているときに担当さんから「次は猟師の話を描かないか」と提案さ…
14巻にて網走監獄で暴れる鶴見中尉の言動には、映画『スカーフェイス』のオマージュが見られます。 133話『700人の凶悪犯』より 136話『最後の侍』より このオマージュはちょっとややこしくて、 映画では上のポーズの時に「Say Hello to My Little F…
5巻46話『刑罰』にて、二階堂の耳を切り落とした時の鶴見中尉の行動、これは映画『レザボア・ドッグス』が元になっているようです。 映画では、縛り上げた警察官の耳をそぎ落とした男が、その耳に向かって「Hey what's goin' on? Can you hear that?(お…
4巻31話『二〇三高地』にて部下たちへ演説する鶴見中尉の仕草は、映画『意志の勝利』よりアドルフ・ヒトラーのナチス党大会終了演説シーンが元になっています。 明確な言葉・力強い身振りで、確実に相手の心を鷲づかみにしていく、カリスマ的演説として有…
11巻107話『眠り』にて、強盗夫婦の遺した赤ん坊を抱く鶴見とそれを見守る月島・鯉登・二階堂の図は、絵画『天使の歌』のオマージュとなっています。 それぞれの表情もそっくり・・・ ・・・月島は笑ってませんが。 赤ん坊が泣いてるところも違う(納得…
14巻の目次絵(雑誌掲載時の131話『破壊欲』表紙絵)は、ガンズ・アンド・ローゼズのデビューアルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』ジャケットのオマージュになっています。 Appetite for Destructionを直訳すると「破壊のための食欲」、…
今回の元ネタは3本立てです。鶴見・鶴見・土方の順でどーぞ。 3巻19話『駆ける』にて、馬ソリで逃げる杉元を馬で追う鶴見、アシリパに馬を射られて落馬し地面を転がりざま起きて走り出すそのフォームが、T-1000の走り方のオマージュになっています。 (上…
26巻256話『篤四郎さんの一番』にて、宇佐美の死を看取る鶴見・・・これは、ミケランジェロ作『サン・ピエトロのピエタ』のオマージュになっています。 「ピエタ」(Pietà、憐れみ・慈悲などの意)は聖母子像の一種であり、磔刑に処されたのちに十字架…