『行け!稲中卓球部』オマージュについての言及を、あちらこちらで見ます。
実は私も漠然とそう感じていたので、きちんと全巻読んで検証してみることにしました。
結論から言うと――
オマージュというより、「影響を受けている」と言ったほうが合う感じ。
無意識ジョジョオマージュに似た雰囲気があります。
では、その例をどんどこ見ていきましょう。
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ところどころの変顔が似てる
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乳輪ネタがある
(姫の乳輪が大きいのは親分のせい(公式ファンブックより)なので除外。) -
「かたっぽ靴下ちゃん」の語源?
ちなみに、白石が持ってきた牛山のものは「片っぽ靴下ちゃん」という表記になっていました。 -
媚薬で失敗の話の展開が・・・
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虫に名前を付けて・・・
【稲中シーン解説】男女カップルのみの卓球ダブルス戦に参加すべく、「愛するみゆき」を連れてくる前野。「優勝したら式をあげるんだ」などと言ってる間に飛んで逃げられる。 -
男の裸がぽんぽん出てくる(稲中では中学生男子ですが)
よく見ると白石、肝心なところは隠してもらえず、なけなしの陰毛を隠されちゃってる・・・ -
不美人さんたちがしっかり出てくる
(上の参考画像は、私が一番好きな不美人ちゃんです)
稲中は男子キャラのみならず女子キャラも、パターンの流用じゃないそれぞれの「等身大」に描かれていて好いです -
さるかに合戦ネタがある
そういえば、土方が「うんこ」の役目なんですね。
以上、「しっかりそっくり!」から「影響受けてる?」まで並べてみました。
その2の記事では、「ちがうんじゃないかな?」をまとめてみます。
【稲中引用データ】
- 13巻単行本表紙
- 2巻その19『ダメ人間共同体』より、末松カオル先生
- 10巻その108『箱トラベラー』より
- 7巻その74『ラッキー田辺』より
- 3巻その34『再会』より
- 1巻その12『超人TANABE』より
- 7巻その75『田辺の初体験』より
- 7巻その77『千ドルいただき』より
【作品データ】
『行け!稲中卓球部』は、1993年から96年まで週刊ヤングマガジン(講談社)において連載されたギャグ漫画。作者は古谷実。
稲中男子卓球部員6名を中心に、その周辺における日常が描かれている。
主人公前野に井沢ひろみ、田中を加えた問題児3名はとくに強烈な個性の持ち主たちで、基本的に彼ら3名を中心に物語が展開していくケースが多かった。
連載当時は一世を風靡。現在もコアなファンが数多く存在するもよう。
(主な情報出典:90年代だから許された下品さ 「行け!稲中卓球部」は最高のギャグ漫画だった - エキサイトニュース )
ちなみにうちの相方は「中学生男子の悪ノリを濃縮無還元したようなえぐいギャグ漫画」と形容して読みませんでした。(私はそこも、そこだけじゃないところも好きですが。)
スペシャルサンクス!
画像作成:相方
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